名古屋は 人口も規模も丁度良く､暮らしやすい。よくいわれてるような
閉鎖的･保守的なところもほとんど感じないし､“人口あたり 面白い人のいる パーセンテージ” も東京と変わらない。
あえて不満をいうならば､ “夏の暑さ” と “エスニック・レストランの少なさ” だ。
“夏の暑さ” については、最近 耐えるコツを覚えた。
バンコクにいると思えば良いのだ。
僕は東京で生まれ育った。 高校生の頃から
学校帰りにトルコ料理のレストランに寄ったりしていた。大学や社会人のときも､僕が幹事のときは必然的に
カンボジア ・ レストランや アラブ ･ レストランに決まった。誰も文句を言わなかった（言えなかった？）し､
それが当たり前だと思っていたのだ。 その後 住んでいた サンフランシスコ も､ 移民が多く
世界中の料理を気軽に食べられる都市だった。
が、しかし！
結婚後､妻の実家のある名古屋圏に住み始めたが､ここには
アラブ ･ レストランですら 本格的なものは一軒も無い！（註：ドネル・ケバブのスタンドはある） ヴェトナム料理
や タイ料理 など、日本人のくちにも合うものはけっこうあるのだが、エチオピア料理！ などとなると皆無だ！
中国料理だけ見てもそうだ。名古屋にはウイグル料理屋やチベット料理屋、客家料理屋など全くなく、台湾料理屋の看板ばかりが目立っている
（台湾料理は美味しいし､それがいけない という訳では決してない！）。
どうしてみんないっせいに、台湾料理屋やヴェトナム料理屋の看板を上げるのか！？ ということだ。
名古屋は変わった食べ物（の食べ方）で有名だし､その方面でのチャレンジ精神はあるはずなのに…。
あぁ、悲しい・・・。 これを見ている全国のエスニック
･ ファンの方々。 エスニック ･ レストラン関係の人たちに、“名古屋進出”をすすめてください！
