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ア メ リ カ へ 行 く 前 に 見 て 欲 し い ペ ー ジ |
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先にお断わりしておきますが… 私はアメリカを基本的には好きで、一部嫌いなところもあります。 このページは『アメリカについてネガティブに書かれている』と思われてしまうでしょうが、私は最近でもアメリカには旅行で行きますし、『将来機会があればまた住んでみたい』という気持ちもあるぐらいです(但し場所によりますが…)。5人のアメリカ人ルームメイトと暮らしましたが、ほとんどの場合関係も良く、気持ちのいい人たちでした。 私がここで書きたいのは、アメリカは『最悪の国』でもなければ『理想郷』でもない ということです。要するにこのページは、“手放しでアメリカを賞賛し、その結果 数年後に幻滅して(アメリカを大嫌いになって)帰って来る日本人”、また、“アメリカの事情を知らなかったために損をしてしまっている日本人”を 沢山見たことから、つくろうと思ったページです。 アメリカに住み出して数年経ってからわかるようなことも、載せていきます。転ばぬ先の杖 として、少しでもお役に立てば幸いです。 また、合わせて伝えたいのは、(東)アジア人である日本人が、世界でその地位を上げるためには、もっとアジアに目を向けて、日本のみならず 中国や韓国、台湾なども一緒に向上していかなければならない…と感じたことです。 日本人がどれだけ『脱亜入欧』(古い言葉ですみません<(_ _)>)とか叫んだとしても、結局は“入れてもらえない(^^;”のですから…。(この点、同じジレンマを抱えているのが、EUに参加したい…でも“入れてもらえない”トルコでしょうね) 日本のみならず韓国や中国もサミットに参加するようになったとき、日本の地位も少しだけ上がるかも…。 |
単一民族?の国とは大違い アメリカ エスニック事情 |
たった数回の引越し…。それでも ギリシャ系、中国系、日系の大家さん。アイルランド系、ユダヤ系、イタリア系 アメリカ人のルームメイト。 意識した訳でもないのにこれだけ関わる。アメリカの活力の源。これぞ アメリカ、移民の国!(註: 西・東海岸の場合です) |
大統領選挙の度に改善!? アメリカ 人種問題 事情 |
白人、黒人、日本人 と3人いた場合、日本人は『三色』と考えますよね。でも違うんです。それは『白+二色』。つまり白は、『色 COLOR』では無いんです。 TVの CM でも、 ニュース番組の キャスター&リポーターでも。 出演者が5〜6人いれば 必ず 白人、黒人、 アジア系 に ヒスパニック系が… (日本のテレビCMが「白人偏重」 だと言われてしまう所以です)。でも・・・。 日系3世でさえ “バナナ”(中は白いが外側は黄色い) といわれる、 アメリカ 最大の 「本音と建て前」 人種問題 を徹底検証! (註:ここでの発言に関しては、いっさい責任を負いません) |
世界的に見ても法曹資格がこんなに 難しいのは、日本と韓国ぐらいです。 アメリカ 訴訟社会事情 |
弁護士…でありながら、「食っていけない」と言って飲食店始めたり英会話の先生やったりする人、けっこう多いんです(−−;。全米の法科大学院卒業生の 80%が一発合格し(註:日本人留学生で合格する人は、やっぱりすごい!)弁護士が 90万人以上いる アメリカ!(日本の弁護士数は 1万8400人)。成功報酬で 引き受ける(というより 訴訟を奨める)弁護士も多く、加害者が被害者を訴えることも。日本人を含め、外国人はよく訴えられてるので気をつけて! また日本人は弁護士という肩書を信じやすいので要注意!彼らは日本での『弁護士』のネーム・バリューを知ってます(日本の弁護士さんとは訳が違う)。 |
“語学留学”の内はやめといた方が…。 3年はつきあってから決めよう! 国際 ギャップ 結婚 事情 |
本当に白馬の王子(お姫)様だったら、その国の女性(男性)がほっとかないはずでは…? 一人のアジア人として残念ですが、欧米諸国で、自国の女性に相手にされない男性の中にはアジア(日本を含む)や旧植民地国の女性と結婚する例があるそう(註:但しソ連崩壊後は、欧米白人男性向けのモスクワお見合いツアー!も盛ん)。もちろん、アメリカで大学まで出てるような日本人は、相手を把握して素晴らしい異性と結婚してますが…。 さて、 あなた(or米国にいるあなたの友人)のお相手は、白馬の王子(お姫)様?それとも…? |
“謙譲の美徳”は忘れて、 こちらもオーバーに行きましょう ! 日本人が損をしない方法 |
実際 80の実力があったとしても、「いえいえ 私は、50のことしか出来ません」 と謙遜し、自らランクを下げる 日本人。でも周りの人たちはその言葉どおりに 「こいつは 50のことしか出来ないんだ」 とは思いませんよね。 一方、50の実力しかなくても、「僕は 90のことが出来るんだよ !」 と胸を張って言う アメリカ人。でも やはり周りの人は、言葉どおりにはとりません。そうなんです!英語圏の人の 「僕は 90のことが出来るんだよ !」 を、言葉どおり 真に受けて 感心してしまうのは、文化を知らない東アジア人だけなんです! |
西海岸に不動産を持ちたい? カリフォルニア 不動産投資 事情 |
日本とアメリカ、両国の不動産ライセンスを持つ私が、丁寧にアドバイス致します。 後日 相談コーナーを開設する予定。 ご相談後 お話が具体的になって来ましたら、以前 働いていたサンフランシスコ の 日系不動産会社を ご紹介致します。 アメリカの場合、発展途上国と違い外国人が不動産を持つ上での法律上の制限は比較的少ないのですが、環境変化の早さは日本の比ではありません。「何十年も持つ」という日本的な発想は危険です。尚、United States アメリカ合“州”国は、州によって法律や不動産流通システム・慣習が違いますので、ここでは西海岸限定とさせて頂きます。 |
郊外の住宅はのびのび。5Bed roomsなんて当たり前。 “石の上に3年もいてはいけない” アメリカ人は引越し魔です。 |
San Francisco ならではの Victorian Houses アメリカ人に人気があるため、高い!古い!カビ臭い! |
アメリカの社長さんたちは大変? “人の権利”が強い国 アメリカ!(いいことですが…) |
まずは下のポスターを。10人以上の従業員がいるオフィスには掲示を義務付けられているものです。要するに『あなたは労働者としての権利を持っています。雇用主から不当な扱いを受けた場合は、訴えなさい!』と書かれているんです。実際、全然働かないでクビにされたような場合でも、訴えてくることが多いそう…(セクハラだけではありません)。個人的には…サラリーマンやるならアメリカ、経営者なら日本…なんて(^^;。でもアメリカで活躍する社長さんからは、ビジネス環境はいいしアメリカの方が仕事しやすい という意見も。訴訟の1件や2件でびくついてるようじゃ、アメリカで事業など起こせないということね(^^;。 |
大体、休憩所とかに貼られてます。こんなの見ながら毎日ランチ食べてたりするんですから…(^^; |
車でどこでも行けちゃう アメリカ クルマ社会事情 |
アメリカではとにかく、 「足」 が無いと何も出来ません (ニューヨークやSFのダウンタウン は別ですが)。逆にあるととても便利。ドライブ・スルーのATMには感動しました。 ある程度住むなら、取り合えず 運転免許を取ってしまいましょう! I.D になるから 国際免許よりもいいし、取るのも簡単。 免許の取り方、中古車の選び方、 DMV(Department of Motor Vehicles)への申請・登録方法、各州独特の交通法規など。 ちなみに乗っていた愛車のナンバー・プレート(アメリカではライセンス・プレート)ですが… どういう訳か今、うちにあります(−−; (⇒ダメ!絶対!) |
左上の丸いピンクのシールは、DONORである ことを示しています。一目瞭然、日本もこうすべき。 |
何も言うことはありません…(^^; |
現在住んでる友達も協力! サンフランシスコ・ガイド |
ダウンタウンやフィッシャーマンズ・ワーフから ちょっとだけ離れて、住んでいる人たちの行くスポットへ行ってみよう! Golden gate bridge を渡れば豊かな自然が…。サンフランシスコならではの、美味しい 飲茶レストランも紹介。 |
美國中華街的活用術! チャイナタウン活用ガイド |
なんてったって物価が安い!利用しない手はありません。チャイナタウンも大小様々。 アメリカ国内の大(旅行ガイドに載ってる観光用)・小(郊外の住宅街に隣接する 生活用)チャイナ・タウンの個別活用法を載せてみました。 ちなみに私は、観光用チャイナタウンでは絶対に買い物はしません。 |
全部 自分たちでやる! アメリカでの 結婚式の挙げ方Q&A |
北カリフォルニアで 結婚式を挙げました。 ドレス、タキシード、ブーケ、教会、パーティー会場&料理(30人分)、招待状まで含め、総費用約$2,000(アメリカではかなり平均的)。 業者任せはもう古い! 現在 住んでいる人たちにはおすすめの 安く結婚式を挙げる 方法 (註:このコーナーは、廃止するかも知れません。情報が古いので…)。 |
旅行者のための情報も載せました アメリカ名所・国立公園 |
期間は短かったけど、それなりに旅行もしました。 東部、南部、アリゾナ、ネヴァダ、ユタ、カリフォルニアの名所・国立公園を紹介。レンタカーの上手な借り方、都市で気をつけること等。 |
アメリカで 住む・働く・ 学ぶ ためのリンク集 |
ただいま工事中です。 おすすめホームページをご存知の方、相互リンクご希望の方、 ご連絡ください。 |
尚、上記の内容につきましては、“たかが 3年”の私の経験でいろいろと決めつけてしまうのは
余りにも危険なため、10年、20年住んでいる人たちや、アメリカで有名大学院まで出ている人、向こうで会社を経営しているような人たちの意見や話も
充分参考にしておりますので、その点安心してご覧下さい。 私も以前、1〜2カ月の旅行やホームステイしか経験していない人に、 「アメリカ は あぁだ こうだ」 と全く違うことを聞かされて へき易したおぼえがあるため、 独断の決めつけにならないよう 注意を払ったつもりです。 でも こういう私も、十代のとき初めて渡米し、短期留学やホームステイのみを経験したときには、「アメリカ はなんて素晴らしい国なんだろう!」 と 単純に思いましたが…。 人々は皆、フレンドリーで親切。 アメリカへ旅行に行った際、前を行く人がドアを開けたまま待っててくれている、といった経験をお持ちの方も多いのでは…? しかし 本格的に住みだしてから見たものは、万引きをする 普通の(どう見ても まともで紳士そうな) サラリーマンや大学生。 家賃を払っていないにも関わらず、払ったと主張して 逆に不動産会社を訴えてくる、ごく普通の借家人。 重大なミスや不正をしても、絶対に I'm sorry を言ってくれない人 (これにはちゃんと訳がありますが…)。 以前、向こうで知り合った ある日本人に 数百ドル(アメリカではけっこう大金かも?)を 貸したことがありますが、 そのとき 彼のアメリカ人の知り合いは、 「日本の実家など 身元を知られていないのなら、逃げちゃえばわからないよ」 と言ったそう。それを聞いた 在米15年の人は、 「いかにも アメリカ 的な発想だ」 と言っていました。 これが 数万ドルや数十万ドルの話なら まだわかるのですが…。 実際 アメリカには、日本の戸籍や住民票のように 継続して身分関係や居住関係を証明する公的資料がなく、一つの都市だけで一生を過ごす人もかえって稀なため、“黙って他の州へ引っ越してしまった” といった話もけっこうあるそうです。 幸い、お金を貸したのは日本人だったため(?)、 実家などの 詳しい身元は知りませんでしたが 後日ちゃんと お金は返してもらえました。 どれだけ人前では Gentleman に振舞っていたとしても、人が見ていないところでのモラルが低ければ 意味ありませんよね。 もちろん 日本にもこういう人たちはいますが、怖いのはその割合と、地位や学歴の高い人にまでそういう発想をする人がいる ということです。 と、いろいろ書いてると、上記のリンク・ページの内容とも相まって、まるで アメリカ人不信になり、アメリカ を大っ嫌いになったみたいですが、そんなことはありません。今でも お気に入りの国のひとつですし、 本当に 親切で 誠実で、すがすがしい人たちも それはそれで沢山いるし、何よりも生活を優先させる考え方が定着しているので、機会があれば また住みたいと思ってます。 実際 多くの日本人が永住し(国籍まで変えるかはともかく)、アメリカを生活の場所として選んでいることでもわかるように、 いいところも 沢山あるのです。 また 私は日本でもアメリカ人の友人・知人がおりますが、当然 “いい人たち” だから付き合っています(アメリカ人の陽気さ・フレンドリーなところと、日本人のいいところとが混ざったような人たち、『在米日本人』や『在日アメリカ人』には多いと思います。もちろん、残念ながら 悪く ずる賢く、日本人をコケにしてる在日アメリカ人も沢山いますが…)。 ただ 前述のとおり、事情を知らずにアメリカへ行き、“損” をしている日本人があまりにも多いこと。 外見上の親切さだけで、人柄までも 全面的に信頼してしまう日本人が多いこと。 また、「アメリカは 理想の国」 と思い込んでいる人や、「とにかく この大っ嫌いな日本から出たい!」 という理由で行ってしまった人ほど、 初めの 1・2年は 良い部分しか見ませんが、数年後 アメリカを大っ嫌いになって帰国するケースが多く(註:オーストラリアでも ヨーロッパでも カナダでも 事情は同じだと思います)、それはとても残念なことなので 今これを書いています。 いくら 日本が嫌いだからといっても、世の中 “何から何まで 理想どおりのユートピア” なんて存在しないと思います。にも関わらず、”日本を出てアメリカ(もしくは他の国)へさえ行けば 道が開ける”と思っている人はけっこう多く、いろいろな相談を受けます。 現在、自分の事務所の仕事として、 アメリカ永住権抽選(DV-プログラム)の申請代行 もしています。商売のことを考えたら、 「アメリカに渡れば、人生 ばら色」 とでも書いた方がいいのかも知れませんが・・・。 いろんな国を旅行して思ったのは、 「全てが良い国」も無ければ、「最悪の国」も無いな ということです。今はつくづく思いますが、我が日本も まんざら悪い国ではないな、と思います。 これからアメリカに行く (住む) という方々へ。 偉そうな言い方になってしまいますが、ステレオ・タイプにならず、良いところも 悪いところも 両方見て来てください。 |