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家庭果樹園芸★冷涼地への憧れ 編
(発信地:決して“冷涼”ではない、名古屋の近郊)
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オリーブの樹

〜冷涼地への憧れ〜



←2011年7月。名古屋の酷暑に耐える
我が家のブルーベリー(当然、ラビットアイ系)


後ろに有るのはヤマモモなど、暖地系の果樹。
暖地系果樹がすくすく育っているのに対し、
寒冷地系果樹はかろうじて生きている感じ。
クランベリー、ハスカップ、カラント、カシスなど、
どれもすぐに枯れた(名古屋の猛暑は甘くない)。

←右下のほうの枝になんとセミの抜け殻が!
このブルーベリーの木の下でセミの幼虫が
7年間生きてたのかと思うと、ちょっと微妙です…。

 長く南国、熱帯地域に憧れていた我が家。タイや沖縄、台湾など南国へ行く度に土地を物色し、仕事で関連あるのをいいことに、海外(東南アジア)での不動産(特に土地)所有の方法もちゃっかり研究している我が家…。

 でもここ数年、違う考えも頭をよぎるようになって来た…。理由のひとつは、年々亜熱帯化する名古屋の気候
愛知県に暮らし始めて15年くらい経つが(僕は元々東京出身)、たった15年なのに、あと10年もしたらパパイヤの路地植えもいけるんじゃないか…?と思えるくらいの気候の変化を感じている(まさに地球温暖化だ)。
 ふと、
「何もわざわざ南国へ移住しなくったって、名古屋にいたままで 亜熱帯の雰囲気は充分味わえるんじゃないか…?(-o-)」という声がどこからか聞こえて来たりする(汗;。

 名古屋はウコンなど沖縄っぽいものもよく育つし、フェイジョアもストロベリーグアバも実がつく。なので最近はむしろ、冷涼地でしか出来ない果樹のほうに魅力を感じるときもある。例えば、クランベリー、青実ハスカップ(北海道原産)、カラント(フサスグリ)、カシス(スグリ)など、どれも北海道、長野県やカナダ、シベリアのような冷涼地を好む。我が家(愛知県西部)ではあまり日の当たり過ぎない、風通しの良い場所に植えたのだが、名古屋の夏は蒸し暑くどれも乗り切れなかった。
 なんとか実は付いているが、ブルーベリーもそうだ。本来、冷涼地に向いたもので、比較的耐暑性が有るラビットアイ系の品種を植えているが、本当は冷涼地向きのハイブッシュ系ブルーベリーのほうが実は美味しい。ほかにも柿(渋柿・干し柿用)やクルミ、栗、リンゴ、ブドウ、アンズなど、挙げればきりがない(桃とかサクランボは毛虫ツリーになりそうなのでやめておくが…)。

 それに実は、果樹以外で僕が好きな木といえば第一に白樺、次がポプラ(無謀にも白樺の木も庭に植えたことがあるが、名古屋の夏で木は見苦しくなり、やがて枯れた)。なので、
白樺と果樹が混在する別荘地なんてまさに理想。ロシアのダーチャ(дача)みたいな、冷涼地での菜園付き暮らしも悪くないと思う(ロシアのダーチャについては、こちらのページの下の方を参照)。

 ということで、最近は夏も信州などへ行く度に物件を見ている(^^;。北海道には義兄夫婦が住んでいるのだが、名古屋からは遠いし今の仕事を続けられない。それに、思えば信州は我が家の氏のルーツ。蕎麦も大好きだし、食べものも全般的に口に合う。上高地へは3年に2回のペースで訪れているが、付近の安曇野なども含めて全く飽きない(実は上高地・安曇野近辺は、僕が小学生の頃(まだ碌山美術館が旧館1館しか無く、大正池の枯れ木も沢山有った頃)から親と一緒に来ていた懐かしいエリアでもある)。

 ということで、我が家では今、タイか?安曇野か?というものすごい両極端の議論が飛び交っているのだ(汗;。2011年夏。


 最近よく見に行くページ

安曇野移住生活〜北アルプスを眺めて暮らす〜
 実際に移住されている方の話なので、とても参考になります。


以下 耕作中